
地方在住で車を手放すのはムリかな?
節約できそうだけど、困らないのか聞きたい!
この記事はこんなギモンを解決します。
地方在住のミニマリストが実際に車を手放してみて1年でどんな暮らしになったのか、メリット・デメリットもあわせてご紹介しています。
この記事でわかること
- 結論:地方でも車は手放せる!
- 車を手放したら毎月3万円が浮いた
- 車なし生活のデメリット
車を手放してみたい/すぐに手放す気はないけどどんな生活になるのか気になる…という方は、この記事をご覧になってみてください。
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地方在住のミニマリストが車を手放した理由
いちばんの理由は「めんどくさがりだから」です。
以前から車の管理に手間もお金もかかるのが嫌だしめんどうで、車を手放すチャンスを伺っていました。
異動が多く通勤に車が必須の仕事をしていたのでなかなか車を手放すことができずにいたのですが、バスでも徒歩でも通勤できるようになったので思い切って車を手放してみることにしました。
地方で車を手放して生活が成り立つのか心配でしたが、やってみないことにはメリットもデメリットもわからないので「一度車を手放してみて、どうにもならなければまた買おう」と思ってひとまず車を手放してみました。
車を手放してもミニマリストの生活は成り立つ?

生活環境
- 地方都市に在住
- 最寄りのバス停まで徒歩5分
- 最寄り駅まで徒歩15分
- 新幹線が止まる駅までは徒歩25-30分
- 徒歩2-10分圏内にコンビニ、スーパー、ドラッグストア
日常生活を送るのには車がなくても何とかなりそうですが、車通勤が当たり前で近所のコンビニへ行くのにも車を使っていたようなめんどくさがりなのでどうなるか心配でした。
ですが車を手放してしまえば他に方法がないから歩くし、意外と何とでもなりました☺︎
ただデメリットもゼロではありません。
車を手放す5つのデメリット
- 重い・大きい買い物ができない
- 行動範囲がやや狭くなる
- 悪天候のとき移動が不便
- バス・電車などの待ち時間が発生
- うす着で出かけられない
こんなデメリットはありましたが、それぞれ対処できたのであまり困ることはありません。
【デメリットへの対処】
- 重たい物は配達・ネットを利用
- 遠出は新幹線や電車。必要ならレンタカー
- よっぽど悪天候ならタクシーを利用
- 待ち時間→読書などインプットの時間に
- 服は…ちゃんと上着を着ていく!笑
車を手放す3つのメリット
- 車を管理する時間・手間がゼロに
- お金がめちゃくちゃ浮いた!
- 心配ごと・事故のリスクが激減
1. 車を管理する時間と手間がゼロに
車を所有していると様々な手続きに何かと時間を取られますよね。めんどくさがりの私にはこれがすごく煩わしかったんです。
ざっと洗い出しただけでもこれだけの手間がかかります。
- 任意保険の契約・更新
- 駐車場の契約・更新
- 車検の見積もり
- 車検・定期点検
- 給油
- 洗車・車内のそうじ
- 事故にあったら事故処理・保険の相談
ディーラーとのやり取りがめんどくさいのでネット保険に切り替えたけど、それでも毎年更新手続きが必要です。
車検や点検のたびに見積もりを出してもらったり代車を借りたり返したり。給油も洗車もめんどくさい。引っ越すたびに駐車場を契約したり、自分は被害者でも事故にあったら事故処理に時間もかかります。
公共交通機関だとこれが全部なし。
必要な時に乗って降りるだけです。メンテナンスも給油も清掃もすべてバス会社、JR、タクシー会社にお任せ。めんどくさいことをしなくて良くなり、車の管理のために割いていた時間を好きなことに使えるのでストレスフリーです。
2. お金がめちゃくちゃ浮いた
車を購入するとなると軽自動車でも150万円程度しますよね。
それに加えて以下のような管理費用が毎年かかってきます。
- 任意保険(年間で約3万円)
- 自賠責保険・車検(2年ごとに約8万円)
- 駐車場(年間で8万5,000円)
- 自動車税(年7,000円)
- ガソリン(年間で約6万円)
- 洗車・カー用品(年間で約5,000円)
これ以外にも出先で駐車場に止めればパーキング代が、破損すれば修理代が、車なのにうっかりお酒を飲んでしまったら運転代行費用などがかかります。
計算してみると(出先での駐車場代や代行代などは除く)かなり安く見積もっても10年間で車の購入費と合わせて377万円。これを1か月分にすると約3万1500円です。
月に3万円交通費に使ったとしても、車を所有するより安いです。
ちなみにわたしの場合、通勤も買い物もほとんど公共交通機関で移動できるので交通費が月に1000円〜2000円程度まで減りました。
1/10 以下!これなら多少不便でも我慢できます。タクシーも使ってこの金額です。
3. 心配事とリスクが減った
車を所有しているとたくさんの心配事がありました。
- あと何年乗れる?そろそろ買い替えないといけない時期かな
- また車検の時期か・・・いくらかかるんだろう
- この保険でもしもの時カバーできるかな
- 車が盗難にあったらどうしよう
- 事故の加害者になったらどうしよう
- 何か車の調子が悪いけど大丈夫かな
車を運転していなくても事故に遭うリスクは常にあるけれど、少なくとも自分が自動車事故の加害者になるリスクはなくなります。
仕事で疲れて帰る時にうとうとしたり、急に飛び出してきた子供や自転車でふらつくお年寄りに何度ひやっとしたことか・・・。そのヒヤヒヤとリスクとそのための保険がなくなって心が軽くなりました。
車に限らずものを所有していると経年劣化もするし、盗難にあったり故障させないように・・・と心配事やリスクが増えます。気にならない方は良いと思うのですが、私にはそれがストレスだったのでなくなってスッキリ!
車を手放すことによる生活の変化

車を手放すことで得られた大きなメリットは上の3つですが、それ以外にも小さな変化がたくさんありました。
- 車では気づかなかった新しい道やお店を発見できた
- 通勤ラッシュにイライラすることもなく、空気が綺麗な散歩道を歩いて通勤するようになったことでストレスフリー
- どこへでも歩いていくようになり健康的になった
- 渋滞やイベントの交通規制を気にしなくて良くなった
- スーパーのハシゴをしなくなり余計な買い物が減った
【結論】
車を手放すと少しの不自由はあるけれど、手間とリスクと心配事が減ってお金と時間が増え、前よりもっと豊かな生活に。
車を手放すかどうかは【自分にとって何が大切か】で決める
車を手放す方が良いか、所有していた方が良いか?
結局は【自分にとって何が一番大切なのか】だと思います。
私は『めんどくさい』ことが何より嫌いなのでそれが判断基準でした。その手間を省いてできた時間やお金をもっと別のことに使いたかった。
わたしは車を手放して良かったですが、家族構成や住んでいる場所によっても選択は変わりますよね。
公共交通機関が発達していない地域で仕事を持っていたら車を手放すことは難しいかもしれないし、小さい子供がいるのに電車で出かけるのは大変かもしれません。
【絶対に必要】は思い込みかもしれない
地方に住む私にとって車はあって当たり前だったし【絶対に必要】だと思い込んでいました。
ですが少し考え方を変えてみたり、試しに車を手放してみると無くても何とかなった。結構大きな衝撃でした。
この経験のおかげで、そのほかのことも同じように当たり前を疑うクセがつきました。
当たり前にあるものや絶対に必要と思っているものの中にも、無くしてみたら意外と無くても平気なものはたくさんあります。
何でもかんでも手放すのが良いというわけではなくて、当たり前のもの一つひとつに丁寧に目を向けて考えてみることが大切です。
車を手放す方法とタイミング

「どのタイミングで手放すと一番めんどくさくないか」。これは超めんどくさがりのわたしにとってかなり重要なポイントでした。
結論▶︎廃車にするなら車検や保険が切れるタイミングがベスト。
これを逃すととてもめんどくさくなります。
- 車検の手続きなどに手間がかかる
- 車検費用がかかる
- 車検時に支払った自賠責保険は返ってこない
- 任意保険の途中解約の申請が必要
買取をしてもらう場合は、自賠責保険の期間が残っていたり車検が切れていないと査定額に上乗せしてもらえる可能性があるので早めに売った方が良いです。
ですが廃車にする場合や査定額がほぼ付かない場合は次の車検のタイミングまで乗ってから車を手放すのがベストかなと思います。
車を手放す3つの方法
廃車にするのか買取ができるのか、まずは自己判断せずに査定してもらうことが大切です。
わたしの場合は13年乗った車で車検切れ直前だったのでネットの一括査定ではほとんど値段がつかず、廃車のつもりで車検が切れる日に予約を入れて買い取り業者に持ち込みしました。
実際に見てもらうと状態が予想外に良いということで結局数万円で買取をしてもらえ、手続きは自賠責や車検の書類一式を買い取り業者に渡しただけ。
保険も車検も何も気にすることなくあっという間に手放せましたよ☺︎
シンプルライフを始めてから、車以外にも思考停止で所有していたたくさんのものを手放していたら、結果的に毎月の生活費が12万円も減りました!
何でかわからないけど月末にはいつもお金がない…という以前のわたしのような方はぜひミニマリスト暮らしで生活費が12万円減った【超シンプルな5つの理由】もご覧になってみてください。
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